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3件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2005-05-20 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号

山内参考人 私は、日米BSE作業部会に参加しまして議論をいろいろ行ったんですが、プリオン専門家は一人もアメリカ側ではおりませんでした。そして、現実に今、USDAもしくはアメリカ獣医大学で、BSEないしプリオン研究を行っている人は、USDAでは全くいないと言っていいと思いますし、獣医大学の方でも、シカの慢性消耗病という別のプリオン病研究を行っているグループはいますが、BSEについては行っていない

山内一也

2005-05-20 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号

山内参考人 まず、ゼロリスクの問題でございますが、私が先ほど申し上げましたように、BSEに関しては科学的にわかっていないことが非常にある。そして、例えば特定危険部位に関してもまだわかっていないところがある。  それで、そういったもののリスクというのは、これは、今いかなる安全対策をやったって、結局残っていくわけです。したがって、ゼロリスクにはならない。ただし、科学的に可能な対策はすべてやるべきである

山内一也

2005-05-20 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号

山内参考人 山内でございます。  本日は、BSEリスクと我が国における安全対策について、私の見解を述べさせていただきたいと思います。お手元に私の原稿をお配りしてあると思います。  まず最初に、BSEがもたらすリスクを整理してみたいと思います。  BSEは、牛の神経疾患で、牛を確実に死亡させる重要な家畜伝染病です。人は、BSE牛の脳や脊髄が含まれる食肉を食べたことでBSEに感染し、変異型ヤコブ病

山内一也

2003-05-08 第156回国会 参議院 内閣委員会 第7号

参考人山内一也君) 別に全く反対の意見というのではありません。  まず、藤原参考人が、リスク分析の手法というのは、それが完全にちゃんとできたものではなくて、まだまだいろいろとやって、作り上げていかなければいけないものだと、これは私も全く同じ意見でして、そういうふうに申し上げたつもりです。  もうあくまでもやはり試行錯誤でどんどん作っていく。私も申し上げましたが、これは七年ぐらい前からやっとリスク

山内一也

2003-05-08 第156回国会 参議院 内閣委員会 第7号

参考人山内一也君) 確かに、草食動物の牛に牛の肉骨粉を与えるのは神の自然の摂理に反するという意見がありますが、これは科学的によく考えますと、牛の、牛は反すう動物でありまして、その反すう胃の中、第一番目と第二番目の胃、この中では草を食べているんですが、バクテリアも一緒に繁殖し、それから同時に原生動物という小さな動物がたくさん増えるんです。そういった動物が実は消化されて第三、三つ目の胃である、これは

山内一也

2003-05-08 第156回国会 参議院 内閣委員会 第7号

参考人山内一也君) 山内でございます。  本日は、発言する機会をお与えいただきましてありがとうございます。私は、これまでウイルス学専門家としてウイルスによるいろんなリスクの問題、それからウイルスの延長線としてのBSEにおけるリスク問題等にかかわってまいりましたが、一人の科学者としての見解を今日お話しさせていただきたいと思います。  私自身はBSE問題調査委員会に参画いたしまして、そこで報告書

山内一也

2002-04-04 第154回国会 参議院 予算委員会 第19号

参考人山内一也君) BSEがいずれの国においてもどうして入ってきたのか、これは大変難しい問題だと思います。  やっぱり私は、一番大事なのは一九九〇年までであったと思っています。実際に一九八九年から九〇年に掛けて肉骨粉反すう動物に与えるのを禁止したヨーロッパの国々、これも現在BSEが出ています。もう現在アクティブサーベイランスといいますか、要するに脳についての検査を行っているヨーロッパ諸国BSE

山内一也

2002-04-04 第154回国会 参議院 予算委員会 第19号

参考人山内一也君) あの当時は、私もプリオン病専門家の一人としてずっと農水省のこの問題にかかわっておりまして、私のところにも相談がなくてそれで変わってしまっていて、専門家には聞いていなかったというふうに判断しておりました。でも、後で委員会の席で、実際に農水省の、国の研究所の専門家意見を聞いていたと。その専門家は、羊のスクレイピーも伝達性海綿状脳症の一つで、これはうつる、感染する病気であるから

山内一也

2002-04-04 第154回国会 参議院 予算委員会 第19号

参考人山内一也君) 私も今のことにはっきりお答えする立場ではないと思います。  ただ、この原稿というか文章を考えた者として言いますと、やはり実際に示されたすべての資料に基づいて整理をしていった結果、ああいうふうな文章になってしまって、それで、具体的にはOIEの基準の方に変えていくということでEUのステータス評価を断ったのであるということは理解ができたわけですが、それ以上細かいことを聞く立場ではなかったと

山内一也

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